特に何も浮かばないままかきはじめる、ということすらおっくうになることがあります。
ブログに限らず、友人への連絡や、レポートをまとめるときなど。
ただ、これまで「書く」という経験を少しばかりつみあげてきておもうことは、「まよったときこそ、かいてみよう」ということです。
そんなことがちょうど、このツイートにも書かれていました。
文章というのは「書けば書くほど、書くことを思いつく」という不思議な現象がある。書きすぎて書くことがなくなる、ということはきっとない。創作仕事全般に言えるのだと思うけど「アウトプットこそが究極のインプット」。迷っているときこそ、書くべきなのだと、さいきん経験から学びました。
— 牧野圭太@カラス/文鳥社 (@MAKINO1121) July 16, 2018
もちろん、構成や流れや着地をしっかり意識してから書くべきものだって、いっぱいあります。書き始めてから「ちゃんと考えてからかけばよかった」と後悔することも、あります。
しかし、書き始めてから見えてくるものにはかなわない、と書き終えたころにおもうことの方が多いのです。なので「とりあえず書き始める→いったん一気にかきおえてみる→みなおす」という流れが個人的には一番慣れた書き方になりました。
あとは、仕事をする上でも、同じことにおもいいたります。
仕事も、「まず5分くらい進めてみる」ことがいい解決策であることが多いです。
「なんだかこれは難しい仕事だ」「何からやったらいいのやら……」と途方にくれたり、「やることリスト」にたまっていくばかりだったり……
と働きだした頃は「なかなか仕事が進まない」と悩んでいたのですが、
「究極のタスク管理法は”溜めない”」
という離れ業をどこからか聞き、ひとまずどんな細かいことも少し手をつけることから始めることにしました。
そうすると、
・実は5分で終わるものが意外とあった
・早く終わると「やらなくちゃ」と考えるものが減ってラクになった
・もちろん後回しにしてまとまった時間をとった方がいいこともあるので、そうすべきかそうでないかの判断がスムーズになった
など、後回しにせず、まず5分手をつけて仕事を進めてみることで、
以前よりも仕事がだいぶ進めやすくなりました。
(「究極のタスク管理法”溜めない”」は会得できませんでしたが……)
また、調べてみると、扮谷さんの記事にも同じような話がまとまっていました。
>>>後回し癖のある人が仕事ができない理由 | ベイジの社長ブログ https://baigie.me/sogitani/2014/01/leave_later/
部屋の一部を掃除し始めると、一気に全部かたづけたくなってしまうことにも、少し通じるところはあるのかも。
とにもかくにも、迷ったときの処方箋は、たくさん持っているとずいぶん気持ちがラクになるものです。
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