フジロックに今年も行ってきました。3年連続3回目。
フジロックは年末年始みたいなイベント。フジロックが終わるとともに1年がはじまり、次のフジロックに向け、また新たにかけだしだす。そう、次のフジロックまで、あと330日です。
で、今年はなにがすごかったかといいますと、台風です。
「野外イベントで台風」ってなると通常であればとにかく「台風こないでくれー!!!!!!」って願うかと思いますが、フジロッカーは違います。むしろ、喜んで受け入れます。
その理由はこちら。
台風発生でフジロッカーの皆さんが動揺されてるのか、天神山の第一回の台風直撃フジロックについて書いた私のブログが今日、信じられないくらい読まれててびっくりしてる。雨対策、しっかりやるべしです!#フジロック #フジ準備 https://t.co/4fXqeBXAe7— あられinスペインでピンチョス旅 (@n0riarare) July 25, 2018
そう、記念すべき1回目のフジロックはとんでもない台風だったのです。
もはや伝説化している話ですが、当時を体験していない僕からすると、そんな「伝説の”台風フジ”を体験できるかも……!!!」と、なんなら心待ちにしていた次第。
それでは、「実際に台風はどうだったか」「肝心のアーティストはどうだったか」について振り返ってみたいと思います。
フジロック前夜祭
今年のフジロックも前夜祭からフル参加。
全体では3日間ですが、前夜祭があって、最終日の次の日は苗場から帰りますし……となると全体で5日間費やすイベントがそう、フジロック。
今年のフジロックの前夜祭はかの「MO’SOME TONEBENDER」が。INTERACTIVOもよすぎてフジ本番もまた観に行ってしまいました。
フジ本番スタート
何をもってして本番かはわかりませんが、1日目がスタート。
「台風?なにそれ?」みたいないい天気じゃないか。
とにかくALBERT HAMMOND JRが楽しみだった初日でした。実際いい感じで観れたのですが、あのマイク回すしぐさとか、ステージでの立ち回りっぷりは圧倒的。力強くラフいたいな絶妙なバランスはやっぱりたまらないもので、なぜか客席まで降りてきたときには、かけはしってあとわずか5mくらいな距離でした。
あとはルーキーステージの「突然少年」にはずいぶん気持ちよく笑わせてもらいました。投票の結果は「突然少年」と「東郷清丸」が同率1位だったんだとか。
初日並んでいたのをたまたま両方観れてよかったです。
(初日観たリスト) neco眠る go!go!vanillas My Hair is Bad Ovall mei ehara ストレイテナー ALBERT HAMMOND JR サカナクション N.E.R.D 突然少年 東郷清丸
ちなみに1日目の夜の帰り道に、なぜか全速力で走っていたら転んでケガしただけでなく、財布を見事なくしました。
しかもお金だけわけておくことをしなかったもので、保険証、免許証などなど全部どこかへ行ってしまいました……後悔しかない……
ついに台風に見舞われテントが飛ばされかけた2日目
今年からイスを持ってくることを覚えて、ずいぶん足がラクでした。
なんていったら「え、今までイスなしでフジきてたの?!」って驚かれたので、どうやらフジロックにはイスを持ってきたほうがよさそうです。
(2日目観たリスト) The Birthday 小袋成彬 SUPER ORGANISM マキシマムザホルモン SKRILLEX MGMT KENDRICK LAMAR BRAHMAN
で、ついに台風(の影響によるもの)が。
その日から雨が降りはじめ、夜テントで眠ろうとしているころにはついに雨風がすさまじいことになっておりました。
まず、テント内で寝ていると屋根が頭を打ちつけ、雨水すらもれてきてリアル雨水飲みながら寝てました。
あまりの眠れなさにテントを脱出。
結局その日は売店に逃げて、売店のあのカップラーメン食べる人がおゆそそぐポットの脇の床で倒れるように眠ってました。このときもうHPは限りなく0。
ついにDIRTY PROJECTORSを拝めた3日目
3日目最終日はこんな感じでした。
(3日目観たリスト) Suchmos INTERACTIVO BEN HOWARD JACK JONSON HOTHOUSE FLOWERS BOB DYLAN DIRTY PROJECTORS VAMPIRE WEEKEND CHAI
(すごい 全部英語だ)
特筆すべきはDIRTY PROJECTORS。新体制となってからの新曲「Lamp Lit Prose」を聴く限りだいぶいい状態なんだろうなあ、なんて思ってましたが現場はすごかったです。フジロックはそもそもいろんなバンドが出るものでして、いろんなバンドを知っている人はまあ割と多いのですが、そのとき観ている人が全員ファンか、といったらそうではない、という状況が多いです。
それでも、というかDIRTY PROJECTORSのときはもちろん全く知らんよ、みたいな人もまあまあいたかと思うのですが、曲ごとに気づいたらどんどん拍手しまくっていることに気がつくみたいな空気感でした。あんなにじっくり会場全体が聴き入ってしまっていてそして高まっていた時間はないんじゃないかな。
まとめ
転んでケガするし、財布なくすし、テントは飛ばされかけるし……みたいな散々なフジロックでおわったころにはもうヘロヘロになっていたフジロックでしたが、やっぱり音楽が好きすぎて音楽を燃料に現場をかけずりまわった2018年のフジロックとなりました。
(カレーばかり食べていた)
来年こそは財布を失くさないぞと誓いつつ、残り330日にせまった来年のフジロックを楽しみにしております。
ではでは。