難産なnoteと人生で一番おいしいチャーハン

難産なnoteと人生で一番おいしいチャーハン

Created
September 26, 2022
Tag
Essay

9/26

昨12月以来、久しぶりにnoteを更新した。「oViceのコンテンツディレクターとして1年働き学んだこと」をテーマに、これまでやってきたこと、気づきをへて変えたこと、今自分が考えるoViceにおけるコンテンツディレクターの役割についての話をまとめている。振り返ることなく1年近く走り続けてきたので、記憶を1つひとつ過去のSlack、Notionを読み返しながら記憶をあぶりだしていくところから始まった、なかなかに難産なnoteになりました。

これはもう編集者としての宿命と言うべきか、編集と執筆は使う筋肉が右手と左足くらい離れていて、スイッチを切り替えるところも難産ポイントでした。「一気に書き終えてから考えなければならない」とは頭でわかりつつ、どうしても書いた瞬間から、下手すれば頭の中で何を書こうか書きあぐねているときから「日本語として正しいか」「意味が取りづらくないか」「前後の文脈を考えたときにこの箇所でこれ言うのが適切なのか」を瞬時に考えてしまう。そういえばnoteからNotionへの引っ越しをじわじわと一部進めておりまして、そんな中過去のNotionブログにてこんなことも書いていたことを思い出しました。Notionブログは書く筋肉を失うことへの危機感だけがモチベーションなのかもしれない。

数日前にnoteを書き終えた勢いで申込できていなかった音楽イベントを一気にチェックしました。恵比寿ガーデンプレイスでのアヴリルラヴィーン、京都の音楽フェスボロフェスタのチケットを入手し今からもう楽しみです。ELLEGARDENの抽選よ、どうか当たっておくれ……

9/27

かれこれ3年以上、サウナについて語るポッドキャストを続けている。これだけ続いている理由は、毎回話していて単純に楽しいことはもちろん、1人だけでやっていないことにある。そして、「毎週この時間」と固定のスケジュールをおさえていること。約束をいつものメンバーと、いつもの時間にすると、1人急にやっぱり今日はというのは気がひけるし、予定を変えるのはかえって面倒になる。

最近はサウナの話半分、音楽とか最近いった場所とか、サウナ以外の話半分の番組です。そんなに多く聞かれているわけではないが、配信アプリAnchor内の分析機能を見ると継続的に聞いてくれている人が30人ほどいて、少なからず励みになっています。本当に実在するのかと当初不安になりましたが、たまに身近な人で「実は普段聞いてて」と思いがけず言われることがあって、どうやら実在しているようです。

9/28

ふとこれまでにうまくいかなった様々なケースを思い浮かべたときに、そのうまくいかなった理由の元をたどると「自分のこと」にフォーカスしてしまっていたところに行き着くのでは、と思ったことがある。焦れば焦るほど、手元しか見えなくなる。焦れば焦るほど、これをやったら「自分は」どう見られるか、が不安になる。「自責」で考えようとすればするほど、糸口が見えなくなる。そんなふうに、「自分のこと」にフォーカスする弊害が生まれる。

もちろん、「自分のこと」にフォーカスしてまずは考え抜いたり、悩んだりすることだって大事なこともある。だけれどそれは「困っていない」とき、すなわち調子がいいときにやったほうがいい。なんてここ最近何か困ったときは、そう言い聞かせるシーンが増えたように思います。

9/29

昔から好きなバンドのひとつに、LOSTAGEというバンドがある。奈良在住というのは上記ツイートを見て初めて知った。唯一無二であり、どこか懐かしい感じ、でも王道ではない感じはどこか奈良の雰囲気のようだと感じられる。それから「売れる夢はもう絵空事だ。生活に根ざした活動がしたい」という帯を見て、さらにそれを感じた。早く手にとって読んでみたいな。

9/30

気づけばもう9月も終わり。1週間終えてサウナに行った帰り道に、そういえば今日はお昼も夜もチャーハンしか食べてないことに気がつきました。昼は近所のスーパーのチャーハン、夜は家の冷蔵庫に余っていた食材、キムチ、納豆、たまご、ねぎを全部入れたチャーハン。

チャーハンといえば上野のアメ横にある大興という台湾料理店のチャーハンがとんでもなくおいしかったです。パラパラとふわふわが見事に融合していて、あっさりとした味付けなのに満足感のすごい、人生で一番おいしいチャーハンでした。また食べにいきたい。9月もありがとうございました。ではでは。

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