9月19日
1週間ぶりに書く。思いがけず始めた日記は#3になりました。とりあえず3回くらい続くと何でも慣れてきます。
「まとまった文章を書く筋肉」みたいなものはやっぱりあって、リアルな筋トレ同様しばらく放置しておくと取り戻すのが大変になるから、というのがNotionにこうして定期的に書く動機になっている。あとは写真のように記憶はどんどん薄れていくのできちんと記録として残しておかないと後で思い出せない、検索できない、再活用できない、という事態が起きうる、それを避けねば。というのも動機のひとつ。こんなことはもう5年も10年も日記に書きながら同じことを(自分に)言っているので、かなり確かな動機だとおもう。絵で思い出せるものがあれば、文章でしか思い出せないものもあるのだ。そして文章はより頭の中にあるものを1/10くらいはクリアな精度で残せるような気がする。
筋肉といえば7月にはじめたウエイトトレーニングがもう2ヶ月も続いている。コロナワクチンによって休まざるを得ない期間が2回あったので、筋力の維持につとめるだけで精一杯という感じもあるが、それでも2ヶ月前よりは見違えて筋肉はついてきた。
言われるがままにベンチプレス、スクワット、ラットプルダウンなどを通じて鉄の塊を持ち上げたり引いたりとしている中、少しずつそのおもしろさが分かってきたような気がする。まずは◯kgという単位を自ら調整できるので記録として残しやすい。そして記録が残ることでそれ以降との差分もクリアにわかるため、「今日は◯kg持ち上げられた」と明確な達成感が得られやすい。あとはその持ち上げられるか否かのギリギリ、達成確率80%くらいのラインで重量をストレッチさせ続けるバランスを継続していくことが重要。そういえば『THE MODEL』にも”私のこれまでの経験則になるが、 組織全体の達成率が平均 80%くらいの水準 であれば、営業が無謀な目標と思わず、達成させようという意欲を持てる範囲ではないか”という話があったことを思い出した。いかにストレングスファインダーで一番数字の低い項目が「達成欲」だったとしても、目標があるとそれを達成したくなるという性質は幸いにも持ち合わせていてよかった。
9月25日(土)
最近「一緒に仕事が進めやすい」と一緒に仕事をする人から言ってもらえることが重なり、「うれしい」とおもうと同時に、「一緒に仕事がしづらい」と言われ続けた新卒1年目の頃を思い出した。
今振り返れば、新卒1年目の頃は「求められている仕事内容が理解できていないまま仕事を進める」「仕事を進めながら気になったことがあっても気にしない」「やり切ってから確認をもらいに行くも方向性はズレていてやり直し」をくり返すポンコツぶりだったので、「一緒に仕事がしづらい」と言われても仕方がなかったとおもう。さらに困ったことに、課題や間違いを指摘されても自分のやったことを「正しい」と過信し、問題を直視するのを避けていた(本当に困ったものだ)。
では、どう自らの課題を乗り越えていったのかを考えると、「自分の責任を認める」ことができるか否か、が分岐点であり出発点だったようにおもう。
ちょうど最近読んだ記事でのGoodpatchの土屋さんの発言が至極しっくりきたので引用する
↓
経営上の課題が起こった時は、先ほどの話の中でもお伝えした通り、一旦、全てはまず、経営者の責任だと認めることからスタートなのかなと。けど、これって難しくてやっぱり認めたくない、認められないというケースは散見されます。 結局、何かが起こった時に社員のせいだとかビジネス環境が悪かったとか、外部環境のせいにしてしまいたくなるんです。でもこれを一旦、外部環境の変化に対応できなかった自分の責任というものを認めることができたらそこが出発点です。
もちろん、当時すぐに「自分の責任を認め」られるようになったわけではない。何度も当時「できない」自分に向き合ってくれた人、相談に乗ってくれた人、様々な機会をくれた人。多くの人の支えや力があって、ようやく、時間をかけながら少しずつ認められるようになっていった。
それからのことは、あまりよく覚えていない。気づいたら1人ではなくチームで仕事を進めるのが好きになり、「一緒に仕事が進めやすい」と言われるようになっていた。まだまだうまくいかないことは山ほどあるが、現時点で自分なりに意識していることを洗い出すとこんな感じ。
↓
・とにかくすべての関係者の考えを理解しようと努めること
・「求められていることは何か」「何を目指すべきか」をクリアにし、定める
・関係者の合意をスケジュールとセットで取り、適宜共有しながら進める
・ToDOは全体の大きな流れだけクリアにする→手前のToDOは徹底的に細かく。最初から100%を詰め切ろうとしない。実行しながら2つ先のフェーズを細かく落とし込んでいく
・少しでも分からないこと、不安がよぎったものは聞く、頼れる人にはどんどん頼る
・最後は勇気を持って形にする
何かがうまくいったときに、チームで喜びを分かち合えるほどうれしいことはない。そんな未来が待っていることをイメージすればするほど、プロジェクトを進行する上での「思いやり」は自然と生まれてくるような気がする。何かあったときに「自分の責任を認める」ことを忘れずに、そして苦しいときほど前向きに。これからもさまざまなプロジェクトや企画に取り組む中で大事にしていきたい。
10月8日(金)
気づけば10月。目まぐるしい勢いで9月はすぎさった。そしてGoogle pixelを久しぶりに買い替えた。3aから5aに替えた。容量が増え、画面が見やすくなり、なにより写真のパキパキさが増していた。クッキリ撮れるというより、パキパキ撮れるのだ。
ふだんのものの見え方とは随分違っていて、それが違和感ではあるが、シーンによってはフィットしているので使い分ける必要がありそう。
見え方的にはこっちが近い。VSCOのM3フィルターを少しかけたもの。最近どんどん目が悪くなるので写真の方がクリアにものが見えている感覚がある。
意外と淡くも洗練された感じでも撮れる。ベースの補正は本当に優秀。